「結婚式……本当に……? なにかのドッキリじゃないですよね?」
いつからこんな準備していたのだろう。時々家で剣持部長がこそこそ何かしているような気はしていたけれど、結婚式の準備をしていたなんてまったく気がつかなかった。
信じられなくて何度も確認するように同じことを尋ねると、優弥さんは「本当だ」と表情を和らげて言った。
「それに、結婚式は君の夢だったんだろう?」
彼がほんの少し照れた顔をする。
「あの時は……つい心にもないことを言ってしまったが、君との結婚式なら十分すぎるほど、俺には価値がある」
いつだったか、優弥さんと険悪な雰囲気になってしまったはずみで私が「結婚式は私の夢だったんです」とポロッとこぼしたことがあった。それを彼はすっと覚えていてくれたのだ。結婚式なんて時間と労力の無駄だ。と言っていたけれど、あの時の私の思いはちゃんと彼に届いていたのだ。
「嬉しいです。ありがとうございます……」
「莉奈、本当に綺麗だ……ティアラもドレスもよく似合っている」
優弥さんと一緒にコンペに臨んだティアラは私にとっては特別なものだ。プロモーション撮りを便乗させてもらったお礼にと、まだ発売前のロイヤルクイーンティアラを前野社長の計らいで、私のためにわざわざ特別注文してくれたのだ。
いつからこんな準備していたのだろう。時々家で剣持部長がこそこそ何かしているような気はしていたけれど、結婚式の準備をしていたなんてまったく気がつかなかった。
信じられなくて何度も確認するように同じことを尋ねると、優弥さんは「本当だ」と表情を和らげて言った。
「それに、結婚式は君の夢だったんだろう?」
彼がほんの少し照れた顔をする。
「あの時は……つい心にもないことを言ってしまったが、君との結婚式なら十分すぎるほど、俺には価値がある」
いつだったか、優弥さんと険悪な雰囲気になってしまったはずみで私が「結婚式は私の夢だったんです」とポロッとこぼしたことがあった。それを彼はすっと覚えていてくれたのだ。結婚式なんて時間と労力の無駄だ。と言っていたけれど、あの時の私の思いはちゃんと彼に届いていたのだ。
「嬉しいです。ありがとうございます……」
「莉奈、本当に綺麗だ……ティアラもドレスもよく似合っている」
優弥さんと一緒にコンペに臨んだティアラは私にとっては特別なものだ。プロモーション撮りを便乗させてもらったお礼にと、まだ発売前のロイヤルクイーンティアラを前野社長の計らいで、私のためにわざわざ特別注文してくれたのだ。



