「結局、調査した結果情報漏えいの事実は認められなかったし、それに俺がずっと君の病院へ足を運べなかったのは、仕事が詰まっていたのもあるが……影山が解雇処分の対象になったからだ。前からそんな話が出ていて君の耳にも入れておこうと思っていたが……」
「え……影山君が?」
影山君と話を最後にした時、もうここの会社にはいられないかもと言っていた。彼の行いはまだ許せないけれど、解雇されて逃げたつもりになられても困る。
「そんな、解雇だなんて許せません。彼には、それなりに償ってもらわないと……私の気が済まないです」
「そう言うと思ったよ」
すると剣持部長がニッと笑って言った。
「話があると言った時、俺は君に影山が解雇されるかもしれない旨だけを伝えようとしていた。けど、君に不安を与えるような話を病室でするのも憚れた。それによくよく考えてみたら君の言うとおり、このままあいつを解雇したらなんの償いもせずに逃げられるようで癪だったからな、後日、影山を交えて専務と社長と話し合った結果……解雇処分が変更になって北京支社に転勤することになった」
「そうだったんですか……」
「え……影山君が?」
影山君と話を最後にした時、もうここの会社にはいられないかもと言っていた。彼の行いはまだ許せないけれど、解雇されて逃げたつもりになられても困る。
「そんな、解雇だなんて許せません。彼には、それなりに償ってもらわないと……私の気が済まないです」
「そう言うと思ったよ」
すると剣持部長がニッと笑って言った。
「話があると言った時、俺は君に影山が解雇されるかもしれない旨だけを伝えようとしていた。けど、君に不安を与えるような話を病室でするのも憚れた。それによくよく考えてみたら君の言うとおり、このままあいつを解雇したらなんの償いもせずに逃げられるようで癪だったからな、後日、影山を交えて専務と社長と話し合った結果……解雇処分が変更になって北京支社に転勤することになった」
「そうだったんですか……」



