「それに、こういってはなんだが……規模のでかい契約を取れなかったとはいえ、成績優秀だった君を、契約一本くらいで本来の外勤から外すなんて河辺部長の行動も不可解だった。まさか、裏で自分の娘と婚約を条件に影山を利用しようとしていたとは……色々調べていくうちに、芋づる式に事の真相がわかったんだ」
剣持部長は眉間に皺を寄せながら腹ただし気に口調を強めた。
「剣持部長、私のために……」
「君は一年前、決して間違ったことはしていない。俺が保証する。情報漏えいだなんて、そんなケチつけられて俺が黙っていられるわけないだろう、それも……俺の大事な人に、だ」
大事な人……私、まだ、剣持部長の大事な人でいられるんですか?
そう問いかけたかったけれど、言葉を発すると涙声になってしまいそうできゅっと唇を結んだ。
剣持部長は眉間に皺を寄せながら腹ただし気に口調を強めた。
「剣持部長、私のために……」
「君は一年前、決して間違ったことはしていない。俺が保証する。情報漏えいだなんて、そんなケチつけられて俺が黙っていられるわけないだろう、それも……俺の大事な人に、だ」
大事な人……私、まだ、剣持部長の大事な人でいられるんですか?
そう問いかけたかったけれど、言葉を発すると涙声になってしまいそうできゅっと唇を結んだ。



