「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」
「はい」
「今の時間ですと、テラス席から夕陽がご覧いただけますが、いかがなさいますか?」
テラス席? ここのラウンジ、テラス席なんてあったんだ。
前回来た時は夜だったから気がつかなかった。それに剣持部長に引きずられて、あの時は周りを見渡す間もなくVIPエリアに連れていかれた。
「じゃあ、テラス席でお願いします」
「かしこまりました。こちらへどうぞ」
メニューを手にした彼女に案内され、オレンジ色の沈む夕日に誘われるように、私は奥のテラス席へ向かった。
テラス席は私の腰よりも少し高めのガラス塀に囲まれていて、三百六十度見渡せる開放的な所だった。天に突き出すようにそびえ立っている東京タワーは、夕日を浴びて今日も東京の街を見下ろしている。
「それでは、ごゆっくりお過ごしくださいませ」
とりあえずコーヒーを注文すると、ゆったりとした白地のソファに腰かけて、ウッド調のテーブルの上でゆらゆらと揺れている小さなキャンドルを眺めた。
綺麗……。
「はい」
「今の時間ですと、テラス席から夕陽がご覧いただけますが、いかがなさいますか?」
テラス席? ここのラウンジ、テラス席なんてあったんだ。
前回来た時は夜だったから気がつかなかった。それに剣持部長に引きずられて、あの時は周りを見渡す間もなくVIPエリアに連れていかれた。
「じゃあ、テラス席でお願いします」
「かしこまりました。こちらへどうぞ」
メニューを手にした彼女に案内され、オレンジ色の沈む夕日に誘われるように、私は奥のテラス席へ向かった。
テラス席は私の腰よりも少し高めのガラス塀に囲まれていて、三百六十度見渡せる開放的な所だった。天に突き出すようにそびえ立っている東京タワーは、夕日を浴びて今日も東京の街を見下ろしている。
「それでは、ごゆっくりお過ごしくださいませ」
とりあえずコーヒーを注文すると、ゆったりとした白地のソファに腰かけて、ウッド調のテーブルの上でゆらゆらと揺れている小さなキャンドルを眺めた。
綺麗……。



