「うん、好き……になっちゃったみたい。でも、そんなこと彼に言えない。だって、女嫌いだし、それに……昨日、剣持部長を怒らせちゃったみたいで……」
ふと、彼とは険悪な雰囲気だったことを思い出して、そんな姉の笑顔に応えられずに気持ちがへこんでしまう。
あまり自分のプライベートは話さない方だけれど、私もいい感じにお酒に酔っていたことを言い訳に、ペラペラと昨夜のことまで口にしてしまっていた。姉はうんうんと頷いて、私の話を最後まで聞き終わると。
「……うーん、そりゃ怒るかもねぇ」
フライドポテトをもそもそと食べながらぽつりと私に言った。姉に剣持部長の気持ちがわかることが意外で、私は思わず「え? なんで?」と食いついた。
「男って、結構自分勝手な生き物だよ」
男という大きな括りじゃなくても、剣持部長は確かに自分勝手だ。気まぐれに優しくしたり、キスだって……。けれど、剣持部長の機嫌が悪くなったことと、自分勝手というのがイマイチ結びつかない。すると姉がふふっと笑って続けた。
ふと、彼とは険悪な雰囲気だったことを思い出して、そんな姉の笑顔に応えられずに気持ちがへこんでしまう。
あまり自分のプライベートは話さない方だけれど、私もいい感じにお酒に酔っていたことを言い訳に、ペラペラと昨夜のことまで口にしてしまっていた。姉はうんうんと頷いて、私の話を最後まで聞き終わると。
「……うーん、そりゃ怒るかもねぇ」
フライドポテトをもそもそと食べながらぽつりと私に言った。姉に剣持部長の気持ちがわかることが意外で、私は思わず「え? なんで?」と食いついた。
「男って、結構自分勝手な生き物だよ」
男という大きな括りじゃなくても、剣持部長は確かに自分勝手だ。気まぐれに優しくしたり、キスだって……。けれど、剣持部長の機嫌が悪くなったことと、自分勝手というのがイマイチ結びつかない。すると姉がふふっと笑って続けた。



