謝恩会はあっという間に終盤に差し掛かり、ちらほらと会場を後にする人たちや、個人的に二次会へ出向く人たちがロビーで歓談している。お手洗いで自分の足を確認してみると、靴擦れの部分が真っ赤になって、今にも皮がめくれそうになっていた。
いったぁ~うぅ、もうこんな時に……。
靴擦れなんて予期せぬ事態に絆創膏の用意もなく、長居していると剣持部長に不審に思われてしまう。痛みをこらえて仕方なく私は会場に戻って彼の姿を探すことにした。
私が戻ると、始まった頃より半数くらい人が減っていて、剣持部長を見つけるのも時間はかからなかった。一際背が高く、すっとした後ろ姿に声を掛けようとした時だった。
彼と向かい合っている女性の顔がちらりと見え、私は歩み寄る足を止めて思わず凍りついてしまった。
いったぁ~うぅ、もうこんな時に……。
靴擦れなんて予期せぬ事態に絆創膏の用意もなく、長居していると剣持部長に不審に思われてしまう。痛みをこらえて仕方なく私は会場に戻って彼の姿を探すことにした。
私が戻ると、始まった頃より半数くらい人が減っていて、剣持部長を見つけるのも時間はかからなかった。一際背が高く、すっとした後ろ姿に声を掛けようとした時だった。
彼と向かい合っている女性の顔がちらりと見え、私は歩み寄る足を止めて思わず凍りついてしまった。



