こけた頬、血色の悪い肌。虚ろな目。・・・エトセトラとつけられるほど、上げたらきりがない。それぐらい悪い状態になってしまった。私をここまで追い込まれた原因は・・・やっぱりあれ。

もう本当に嫌になる。

私が嫌と感じるんだったら・・・おじいちゃんもおばあちゃんもいやっておもうでしょう?

もう本当に嫌になる・・・。

だったら私の存在意義は何だろう。おじいちゃんとおばあちゃんからも必要とされなくて・・・自分からさえも必要としていないしましてやされてもいないんだ。

こんな私生きていても仕方ないじゃない・・・。

じぶんのかってなこじつけともいえる理論で、ヒートアップした思考と体は・・・止められなかった。

もう本当嫌になる・・・。嫌になる。

口癖をつぶやきながら。心の中で。

棚から隠し持っていたカミソリを取り出した。

それを手にしても怖いとは思わなかったし・・・どちらかといえば想えなかった。