【完】今日も想いが伝わらない!



【弥 side】


「あの日助けたのが、俺だとしても?」

俺がそう言うと、りかは固まった






ーあの日ー


俺たちが遊んだあの日、ジリジリと暑く
蝉が鳴き “真夏”その言葉がぴったりだった


その日俺は引っ越しで、りかと瀬那と別れるのが辛くて、引っ越すことを隠した

これが最後の遊びだと思ったら悲しくて

ずっと好きだったりかに、
想いを伝えようと思ってた



「わたるー!」


かくれんぼしてる時に、親の迎えが来て
俺はりかを探した。探して探して


見つかったのは、倒れてるりかだった