「なに?」
「俺がなんでここいるかわかってねぇの?」
なぜか怒ってる瀬那は、
いつもより声が低かった
それに、冬の寒さが私の瀬那に対する恐怖心を強くさせた
怒ってる理由が全くわからない
「…わからない」
「……」
私の言葉で瀬那の手を握る力が弱まった気がした
「他の人待ってるんでしょ?」
「違う、待ってない」
待ってないの…?じゃあなんで私の家にいるの
「お前、何年幼なじみしてんの?呆れる」
「いいじゃん別にわからなくても!!その前に手放してよ!!」
「なんで?」
なんでもクソもあるか
さっきから私の心臓はバクバクで
死んでしまいそうなのに…
「理由言わないと離さない」

