「あら〜、39.2℃なんて学校休むしかないわね」
お母さんの声が頭の中でぐるぐる回る
私の額にはヒンヤリとする冷えピタが貼られ
毛布3枚に包まっている
それなのに寒いなんて、久しぶりに風邪をひいた私にはとてもじゃないけど耐えられない
「ちゃんと治してこいって言われたのになぁ」
自分の部屋に独り言が響く
昨日瀬那から貰ったのど飴食べてちゃんと寝たのに、起きたら頭が重たくてビックリした
はぁ…
ため息を漏らし、私は深い眠りについた
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