お昼
いつものように茉里と購買に行く
「やっぱ今日いないか〜」
悲しく呟いてる茉里
いったい誰を探してるの?
「誰のこと?」
「あー、中山!中山涼のこと」
「今日休みなの?あの人」
「そうらしい…」
なるほど、だから瀬那を起こす役がいなかったわけね
「で、なんで探してるの?」
ニヤニヤしながらきく
「え?別に…なんとなく?」
私から目をずらす茉里
あー、ね?なるほど…ね?
「好きなんだね」
「…え?え?ちがうよ?」
焦ってる茉里、これは絶対好きじゃん
いつも私がからかわれてたから
今度は私がからかう番!
楽しくなりそう

