【完】今日も想いが伝わらない!





「人多い…」



今日は一般人でも来れる日だから
生徒の親や恋人、友達なのが来る


弥の後を追うのが精一杯だった



「…ほら」



顔を赤く染めながら手を差し出す弥




「ん?なに?タオル?」




体熱で、火照ったと思った私は
カバンの中を漁り、タオルを探す




「ちげぇよ」




「え?」




私がタオルを見つけた時そんな声が聞こえた

目を弥の方に向けた




___グイッ




「…こうすれば迷子にならないだろ」



手を口に当てながら
顔を赤く染めながら
私とは正反対の場所を見ながら
弥は私の手を握ってた