愛が強すぎて転生しました【仮】

「じゃあさっそく……本題に入りましょうか。
銀の子、って言うのはね。なんと形容したらいいのかしら…

えっと、私達の様な神や精霊はね、人の子を色で表すのよ。例えば燃えるような真紅の目を持つ子なら赤の子、日光を受けて輝く黄金の髪を持つ子なら金の子。


ショーカ、あなたはその髪を持っているでしょう?まるで月光を集め、その聖なる力を解き放ったかのような銀の髪。華やかな薔薇のように煌めくローズピンクの瞳。だから銀の子。お分かりいただけたかしら?」


心配そうに少し微笑みを浮かべ、こちらの様子を窺うヘスティアさん。



【嗚呼、この髪のせいか。】