キスする直前、人差し指で止められ
君は小悪魔に微笑む。
見上げるその目に僕は完全にノックアウトだ。
もう待てないよ……


「ねぇ、もう少しおあずけしていい?」なんて聞くなよ……


「限界だよ……イジワル」


「智くんの…その顔好き…」


「え?」


「ものすご〜くHしたいよ〜って顔」


ガクッ!
どんな顔してんだよ僕は。


そっと抱き起こす。
こんな彼女を目の当たりにして平常心を保つ方が難しい。
ずっと眺めていたいけど、そろそろ脱がせたい。


「したい……です」


素直に認めると彼女の方から激しく口を重ねてきた。
いつもより大胆な君の服を一枚ずつ脱がしていく。


「私もとっくに限界だよ……」


絡む指……もれる吐息も……
全部愛しい……
Tシャツを脱いで甘い蜜を求める……
溢れる想いがより加速して
君を壊したくなる……熱い夜………