「いいぜ?相手してやっても。 ただし決勝戦だけどな」 あくまでも強気で挑発的な姫宮って野郎。 「何だと!?」 怒りが収まらない俺。 すると遠くの方から 「おい、姫。何やっているんだ!? 先に行くぞ」 仲間らしき人達が言ってきた。 同じジャージだから 千葉タイガーズの選手達か。 「うるせー分かってるって。ってか 姫って呼ぶな!!」 仲間に対しても生意気な口調で言ってきた。 そして私達を睨み付けると 「決勝でお前らをぶっ潰すから 覚悟しておけよ?」 挑戦状を叩きつけてきた。