「取りあえず、わしは怪しくない!」



ものすごく眉間にシワよせて言い切った。




どう反応していいのか困るんですけど……





「千佳とも面識があった!だから怪しくない!!」





おいおいおい、知らねーよ!!



「私知らないよ!誰だよ!」



「実は前のこの家の所有者、つまり清水孝良とわしは時々入れ代わって生活してたんじゃ。」








へ?何いってんの?


「どういう……」





「どっちかが旅行に行っている間は必ず残った方が家を守って、旅行から帰ってきたときにまた入れ代わっていたんじゃ。」




「はぁ!!?なにそれ!!てか近所の人はそれ知ってたの?!」






「まぁ昔からこの辺に住んでいた人は知っているがな、あんまり面識がない人は知らん。」




そうかだからさっき秋田さんは普通にじいちゃん(仮)の対応が出来ていたのか…