急でびっくりしたのか、ごくんと飲んだ。




「…風邪、うつるよ?」




珠麗はもっと赤くなった頬を手でパタパタしてあおいでいた。





「その時は珠麗が看病してくれよ。」






「…やだ。」




薬を飲まされたことが嫌だったのか少し拗ねてた。