5分後くらいにあたしは泣くのがおさまって、 まだ大空に抱きしめられてるのが恥ずかしくなって、 「…ごめん。」 と言って離れた。 「…どうしたの?」 いつもとは違う口調で、そう聞いてくれた。 「……離れたくないなって…」 「誰と?俺と?」 いつもの笑った顔で聞いてきてくれた。 この笑顔が安心するの。 「…うん。」 大空もふざけて言ってたからあたしもそんなふうに返した。 ほんとのことだけどね。