隣にいてもいいですか?







それを今日みんなに見せるってことか?





…少し嫌な気分になった。








なんだよ俺さっきからほんとに。







そんなことを思っているとユズが話し出した。



「こんにちは、実行委員の木下柚希です。

今日皆さんにはスケート教室を体験してもらいます!

講師の佐藤さんです!」








パチパチパチ





「うわぁ、イケメン!」
「かっこいい…」




隣の女子が騒いでる。




俺でもかっこいいと思える人だった。


…ユズが好きそうな。








「みなさん、はじめまして!

今日担当させてもらう佐藤と言います!

柚希ちゃんと分担してみなさんにスケートを習ってほしいと思います!」





そう言ってユズに笑顔を見せる。







…柚希ちゃんとか……

馴れ馴れしく言ってなんなんだよ。




それに加えてユズも嬉しそうに見てるし。








っていうか、そんな光景にちょっと嫉妬してる俺はなんなんだよ。


カッコ悪い。