優貴さんならあたしの気持ちも分かってくれる… そして、ホントの事言ったら応援してくれる気がした。 …だから、 「優貴さん、あ、あたし…あたし…大空のこと…」 「なに、俺?俺がなに?」 “ 好きなんです ” そう言おうとした時、タイミングよく大空がお風呂から上がってきた。 「べ、別になんでもないよ。」 慌ててごまかした。 優貴さんの方を見ると、悟ってくれたのか、 「柚希ちゃん…なんとなく知ってたわ! 私、応援するわ!」 目をキラキラさせて言ってくれた。