そのまま早いものであたしの家の前まで来てしまった。 「…じゃあね、また明日……。」 涙を拭いて言ったけど、 「…」 大空は俯いたまま。 やっぱり困らせちゃったよね。 ごめんなさいの気持ちを込めて、今日はもう何も言わずに家に入った。