あれから、副社長に、考え抜いた結果を伝えて、販売業務を終えた。 これからは有栖川副社長の右腕となれるように必死に頑張らないとな~。 そう決意を秘め、スノースケープの本社に出社した。 「おはようございます。 今日から、有栖川副社長のもとで働かせていただくことになりました 藤原友香です。よろしくお願いいたします。」 とあいさつをしたものの、一緒に仕事をするのは副社長だけなのかな?と思ってしまった。 なぜなら副社長の秘書の方にオフィスに通されたものの、そこには副社長しかいなかったのである。