「総長!」 下っ端の翔太が幹部室へ走ってきた。 「なんだ?」 あれから一日経ち、俺らは雅を探していた。 莉佳たちも雅を探している。 「昨日、佐々木組が菊川組に潰されたって…っ!」 気を切らしながら翔太は言った。