朧月夜



「ククク…美彩ぁ…こんな所にいたかぁ。」




そこに来たのは、先生の旦那であろう男。




俺は先生の前に立った。




「なにをしているの!雅、早く逃げなさいっ!」





先生は俺の袖を掴んだ。




「なんだぁ?このガキ。…危ねぇ目してやがる。」




男は俺の目を見ながら言った。





「雅!言うこと聞いて…!」




先生はすがりつくように泣き叫んでいた。