「あはははは!夏鈴、お前美彩(misa)に似てきたなぁ。」 美彩とは、私のお母さんのこと。 「…あー、その顔みてるだけで殺したくなる。」 急に真顔になり、父は近くにあった壺を振りかざした。 咄嗟に目を閉じた私は、いつまで待ってもこない痛みに目を開けた。 そこには…