朧月夜




「雅…その傷、どうしたんだよ…。」



那月は少し怒ったように言った。




「…なんでもねぇ。」







そう言うと、那月が俺の頬を叩いた。






「…」




こんなの、痛くねぇ。慣れてる。





でも…心が、いてぇなぁ。