朧月夜





「君…誰?」



そう聞かれ、俺は相葉を指さす。




「蓮…!もしかして、運んでくれたの?!」




メガネの男は族に入っているとは思えないような口調だ。




「…こいつ、離れねぇ。どうにかしろ。」




さっきから俺の服を掴んだまま。