ドアの開く音がして、ドアの方を見ると…菊川組組長…父親がいた。 「…よぉ。具合はどうだ?」 わざとらしい。 何種も何種も、毎日なんだかわからない薬をうたれてるから常にクラクラしてる。 「……何の用。」 ボソリと呟いた言葉は拾われた。 「雅が、お前を助けるため龍神を潰しに行ったよ。」