何色にでも、どんな風にもなれる。 それが…俺という人間だった。 ただ人に言われるがまま全てをこなしてきた。 “何言ってるの。雅は、ちゃんと感情あるじゃない。…その頬に流れてるもの、それは感情でしょう?” 先生に会い、俺は生まれて初めて感情を知った。 嬉しい時に笑い、悲しい時に泣き… 嬉しい時に泣くこともあるのだと知った。