「…おっと、待てよ。」




組長補佐の葛城が俺の前に来た。







「ここで助ければ生き残りは全滅だ。…龍神も潰す。」







…“お前が守ったものを、こんな奴の為だけに捨てるのか?”









そう耳打ちされた瞬間、気づけば葛城は俺の足元に倒れていた。