七色セツナ。1




花凛、ユヅル、宏晃が
VIPルームに向かう通路に出ると


「ユヅルさん……

今日の部屋代は、僕が払うから」


「え?いいのに。

真季乃の、お友達だし

・・・それに緊急な事だったし。」


「ユカに関しては、
僕がすべての責任を取るから。」


「ええ!?

もしかして、ヒロくんの彼女?」


「違うよ?

これからそうなるけど。

ああ、もっと細かく言えば、
僕の妻になるコだよ」


王子様スマイルが出た
宏晃には、ユヅルも花凛も


「へえ……」


と言うしかない。


「これから、
部屋を使う頻度が多いかも知れない。

頼むよ?ユヅルさん」


VIPルームのドアを開けると


「ユカ!」


ソファにちょこんと座る
ユカに向かって
宏晃が飛びついた。


「イタ!

なんで先輩がここに?」


「俺が呼んだんだよ」