花凛、ユヅル、宏晃が
VIPルームに向かう通路に出ると
「ユヅルさん……
今日の部屋代は、僕が払うから」
「え?いいのに。
真季乃の、お友達だし
・・・それに緊急な事だったし。」
「ユカに関しては、
僕がすべての責任を取るから。」
「ええ!?
もしかして、ヒロくんの彼女?」
「違うよ?
これからそうなるけど。
ああ、もっと細かく言えば、
僕の妻になるコだよ」
王子様スマイルが出た
宏晃には、ユヅルも花凛も
「へえ……」
と言うしかない。
「これから、
部屋を使う頻度が多いかも知れない。
頼むよ?ユヅルさん」
VIPルームのドアを開けると
「ユカ!」
ソファにちょこんと座る
ユカに向かって
宏晃が飛びついた。
「イタ!
なんで先輩がここに?」
「俺が呼んだんだよ」

