七色セツナ。1





「誰なんだよ?

一体……」


ココアを作りながら、コタが呟く。


「もうちょっと、
詳しい話を聞いてみる。

・・・確か、今日の委員会には
会長が不在だって言ってた。」


「もしかして、
そういうの分かってて狙ったのか?」


「だとしたら、
学校関係者の可能性が高いよね?

委員会も怪しいな」


「とりあえず、これ持って行って来い。

詳しい話は後で聞く。

ここ、2人も抜けられねーしな」


「うん。

ありがと、コタ」


花凛が
ふんわり笑うと、


「おまっ!

その...そのフニャ顔禁止!!」


「は?

何よ、フニャ顔って失礼なっ」


花凛がココアを受け取って、
VIPルームに向かう。


「はーー...あいつ、
フニャ顔の威力、分かってねーな?」


コタが頭を抱えて、項垂れた。