七色セツナ。1





「・・・真季乃に
男友達が出来るなんて……」


ユヅルは信じられない……

という顔で、コタを見つめた。


「で、こっちが朱羽と恭弥」


真季乃が
コタの後ろに立っている
2人に視線を送る。


「藤谷恭弥です!

おとーさん、
お目に掛かれて光栄でっす」


ニコニコとしている恭弥と


「倉沢朱羽です」


表情を変えず、軽く会釈をする朱羽。


「そう……

よろしく。

娘が、お世話になってます」


2人を
じっと見るユヅルの視線に、朱羽が


「あの...何か?」


と聞いた。


「いや……

なんでもないよ?

じゃあ、2人は
そこのボックス席へどうぞ。

飲み物は何がいい?」


「じゃあ、ジンジャーエールで」


「コーラを」


恭弥と朱羽が答えると、
バーテンが用意し始めた。