「・・・真季乃に
男友達が出来るなんて……」
ユヅルは信じられない……
という顔で、コタを見つめた。
「で、こっちが朱羽と恭弥」
真季乃が
コタの後ろに立っている
2人に視線を送る。
「藤谷恭弥です!
おとーさん、
お目に掛かれて光栄でっす」
ニコニコとしている恭弥と
「倉沢朱羽です」
表情を変えず、軽く会釈をする朱羽。
「そう……
よろしく。
娘が、お世話になってます」
2人を
じっと見るユヅルの視線に、朱羽が
「あの...何か?」
と聞いた。
「いや……
なんでもないよ?
じゃあ、2人は
そこのボックス席へどうぞ。
飲み物は何がいい?」
「じゃあ、ジンジャーエールで」
「コーラを」
恭弥と朱羽が答えると、
バーテンが用意し始めた。

