「はい、申し訳ありません」 宏晃は、ため息をつくと 紅茶をひと口飲んだ。 「ユカ。 ここにいて? 絶対だよ。 どうしても席を離れるときは、 自分のクラスの奴らといて。 いいね? すぐに戻るから。 もし、僕の目の届かない所に行ったら、 即座に体育祭を中止して、 全校生徒を使って探しまくるから」 「は...はい……」 ユカは 宏晃の気迫に負け、頷くしかなかった。 「よし、いい子だね。 お菓子は食べていていいよ? お茶は? 新しいのを持って来させようか?」 「・・・だ、大丈夫です」