男子高校にまぎれた私

事件の日から悠太は、女子恐怖症に捉えられてしまった

私は、事件の日から悠太の顔が見れなかった…

そう…私が悠太を一時…殺したようなものだったから

その日と共に…悠太との口数もなくなり、悠太は男子中学校

へと転校した

私はと言うと…

学校では、「殺し屋」「お前が死ねば良かったのに」など

と…暴言を吐くいじめが多発した

悠太は、初日だけだったって言うのに…存在は大きく、モテ

て…いたからだ

それに…比べて…私は…いじめられるまま…

「俺、姉ちゃんのことが好きだ」

ねぇ、どうして…?

今になって、口開いて…私を好きになったの…