朝顔とノエルと。

いやいや、でも待てよ、待て待て。


私が帰ってきた時は鍵閉まってた。


窓のガラス割られたりもしてない。


じゃあ、イッタイナンデスカコレハ。


・・・まさか、お兄ちゃん、私の部屋漁りですか???


妹にそういう趣味あったっけ・・・??


私の短絡かつ単純な脳みそはそう理解してしまいました。

カバンからスマホを取り出してお兄ちゃんにひたすら電話。出るまでかけてやる!!!


『・・・もしもし?朝咲?』

『お兄ちゃんのバカ!ね、なんで私の部屋漁ったりすんの?ねぇ、日記読んだり中学の頃のプリクラ見たり、し・か・も!まだ買って1回も着てない私の服着てるし!!!!』

一気に畳み掛けた。

『はぁぁぁぁ!?なんで俺がお前の部屋漁るんだよ!?ありえねぇわ!!今いいとこだから邪魔すんな!!!』


『逆ギレしないでよ!!だってじゃあ誰が私の部屋こんなめちゃくちゃにできんの!?いいとことか知らないし!!』

だって私が学校行ってから家いたのお兄ちゃんだけだから、私の部屋こんな荒らせるのはお兄ちゃんだけだし。

『とにかく!!俺知んねぇから!!!切るぞ!』

切られたし!!

ほんとありえないクソ兄貴!!!

完全にブチ切れだった、お兄ちゃん・・・コトの最中だったかな・・・


あのお兄ちゃんのブチ切れ様からするに、たぶんお兄ちゃん嘘ついてない。

嘘ついてたら分かるし。


脳裏に、今朝の2人組が浮かぶ。

・・・違うよね?


あのおじさん達がそういう目的なら、普通、荒らして持ってくとしたら、下着だとかそういう類じゃないの??


なに?この私の黒歴史というか恥ずかしいところを全部露にしやがって!!!


『あ、帰ってきた部屋の主!!どもー』


私の前に、ジャージ姿の女の子がいきなり現れた。