朝顔とノエルと。

『でさでさ、私の友達も連れてきていい?』

万心ちゃんには、幽霊の友達が4、5人いるらしい。


その友達も、勘が悪くてなかなか天国に行けてない人たちばかりらしく。


『まぁ友達の中では私が1番の先輩なんだけどねー』


万心ちゃんは3年前、今の私と同じ、高校1年生で死んだ。

万心ちゃんの友達も死んだ時期は違えど、みんな高校1年生で亡くなった人だそうだ。


同い年なら、いいかな。


『男子も何人かいるけど、大丈夫?』


こう聞いてきたのは、"見える人"と一緒に共同生活をしなきゃいけないから。


私にはお兄ちゃんもいるし、そんな男子が苦手な方じゃない。

『全然大丈夫。じゃ、その友達、連れてきてね』

私が言うと嬉しそうに、うん!と返してくれた。


『あ、あと私、朝咲って呼ぶし朝咲も私のこと万心って呼んでね』


"生前、万心ちゃんと呼ばれたことがあまりいい思い出じゃないから"