朝顔とノエルと。


『へぇー、確信持って、とかじゃないんだぁ』


万心ちゃん、幽霊も大変なんだよ、とため息。


『なんで、見える人に会わなきゃなんないの?』


そう、ここが1番大事なとこだよね。


万心ちゃんは、待ってましたとばかりに顔を綻ばせて。


『私たちが天国に行くには、この世で自分の"やりたいこと"をやり切らなきゃダメなの。それはね、見える人の協力なしにできないんだよなー』


『へー、ほんとにそうなんだ。ドラマでよくそういうのあるけど、ほんとなんだね』

『そう。特に私みたいに若くして死んだ子とかはいっぱい未練残ってるからね』


そう、だよね・・・

私だって、今もし・・・って考えたら、いっぱい未練残るはずだもん。

万心ちゃんは、"やりたいこと"をまだできずに、3年も天国に行けてないんだ…

『いままで、その"見える人"には、出会わなかったの?』


『それがね・・・そういうことなんだな・・・私、今初めて"見える人"に出会ったの』