保健室に行くと白がいた。


「あっ!晴矢くんと直也くん!やっと来た〜遅いぞよー」

「悪い悪い。じゃっ行くか。」

「おう。」



帰り道に直也が言い出した。


「白ちゃんって授業全然出てないけど、退学とかなんないの?」



「うーん。こう見えても私、
学年トップの、首席入学なんだよね〜」




「「はああぁぁ!?」」


「2人、ハモってる〜
私、これでも、成績悪くないからそんな事には、なんないよー」



「えっ?首席入学って、入学式の挨拶は?どうしたの?白ちゃんじゃなかった気が…」



「あー挨拶めんどかったから
二位の人に譲った。」


多分直也も、思っただろう。


彼女は多分ただ者じゃないって事。