桜の咲く頃にまた君と

僕は桜にキスをした


初めてのときとは違い今度はゆっくりと


「よく出来ました」


顔を赤くしながら桜はそう言った


まだ子供扱いされてるけど


次は桜のことをドキドキさせれるように


僕はそう誓った


それから桜が退院するまで毎日桜のお見舞いに行った


時には桜の両親と一緒に話もした


ある日桜のお母さんが


「こないだ朝早くから不格好なお弁当作ってたのは彼のためだったのね

もうあんなのが家の味だと思われたら嫌だから今度家にいらっしゃい

ちゃんとご馳走してあげる」