隣の家の猫田さん




白い紙には涙のあとがあった。




「…真咲…っ」




頭の中では、真咲の声が手紙を再生する。





「猫田さん、あと…これも。」




先生が渡してくれた小さな袋にはお守りが入っていた。




“長寿祈願”



100回のおめでとう…長生きしろってか。




「…はは…っ」



俺は助けられてばかりだった。