俺は手を振り払い、真咲の入院する病院に向かった。 「雪くん…!」 真咲と両親が泣きながら、椅子に座っていた。 「…真咲は…?」 「ゆ、きくん…っ!真咲が……屋上から…」 そこまで聞いて、涙の理由も莉那の言った言葉も笑みの意味も全てがわかった。