「真咲はいないのに?」 「…は?」 店の中、音楽も流れているし騒がしいはずなのに莉那の声しか聞こえない。 「真咲は…もうこの世にはいませんよ。だから…私と付き合ってくださいよ、雪さん。」 莉那は俺に手を絡めて、俺を見上げてきた。