隣の家の猫田さん




「お父さんと?お父さんとはねー…どうだったかしら?忘れたわよね、あなた?」



お母さんは笑いながらお父さんに話しかけた。



「忘れた忘れた。」




二人共、秘めておきたいんだろう。



笑いながら言っていたから。





「ついたぞ。」



お父さんに言われ、窓の外を見ると“本日貸切”の看板があるホテル。