そんな俺のキモチなんか知らない美亜は、学校に戻って張り切って明日の用意をしている。 「幸ちゃんコレでいいかなっ?」 「……。」 「幸ちゃん…?」 「っえ!?…あぁ、うん。いいんじゃね?」 暢気に笑ってんなよ…。 俺はこんなに悩んでんのに… そんな俺のキモチなど知らずにどんどん出来上がっていく学園祭の準備。 ついにその学園祭の日にちになった…。