「幸ちゃんのバカ〜!」 「はいはい。」 そう言いながら、ポカポカと弱い力で俺を叩く。 「バカだけど…でも大好きだよッッ♪」 「…………。」 「幸ちゃん…?」 美亜と居るのは楽しい…。 でもな…? いつも一緒に居たから… 幼なじみだから…。 美亜の事を好きだとか… そんなの考えがつかねぇんだ… 恋愛対象として…見れない。 だって美亜は昔から俺の妹みたいな存在だから…。 ごめんな…? 美亜…。