そんな事を思っていると後ろから英太が言った。 「罪つくりな男。」 「はぁ?」 「しゃーねーから、俺が何とかしてやるよ。」 「え…?」 それだけ言った英太は、授業中にも関わらず、椅子の上に立ち上がると言った。 「お〜い?下心で手を挙げるのはやめとけ〜。この鈍感男には何言っても効かねーからよ。」 何言ってんだよ…バカ英太が。 そう思って少しバカにしていたときだった…。 次々と女子達の手が下がっていった。