覚えて……た…。



ケド…そんな事、美亜にいえるわけない。



「覚えてねー。」

「ウソだぁ…!」

「ウソじゃねぇし。」

「なんだ…チョット嬉しかったのにな…。」



そう言って少し落ち込んでる美亜。



つーかその子犬みたいな目をするなよ…。



―――ズキン。



何故か悲しそうな美亜を見ると胸が苦しくなった…。



マジで何なんだ…?
オレ、今日おかしい。



美亜の事が頭に入って来る…。



――――なんで…?