「もぅ告ればいーじゃん。」 「なっ…!!」 そうやって頬を少し赤らめる 英太。 そんな反応をする英太が可愛く思う。 人って恋をすれば、こんなにも変わるものなのか? 本当に恋をしたことのないオレにとっては無縁の世界。 いつも一緒に居て、オレを好きで居てくれる美亜の事は 好きだけど… でもそれは恋じゃない気がする 妹みたいな… 近い存在―――。 そう… この時は思っていた―――。