そんな死にかけの俺に今日も
やってきた…。



「幸ちゃーんッッ!!」



来たか……今日も。


慣れって怖いものだ…。

最近、美亜が俺の側にいつも
居るのが当たり前になってやがる………。



「幸ちゃんッッ♪」

「あ〜…?何…?」



早くもやる気無しの俺。


そりゃそうだ…。


このクソ暑い中、美亜は汗一つかかずに、なんとも涼しい顔して立っている……。



それも物凄い笑顔で…。